慣例に縛られず真っ直ぐな気持ちを宣言しよう
一日一組でゆったり3時間ほどの披露宴を行ったとしても
新郎新婦が自分の口で気持ちを伝える時間は
決して長い訳ではありません。
「新郎からのオープニングスピーチ」や「花嫁の手紙」といった場面が
真っ先に思い浮かぶのではないでしょうか。
結婚式でふたりらしく想いを届けることに
新しさも、派手さも必要ないと思います。
感謝を綴った手紙を新郎が披露しても良いし、
新婦もオープニングスピーチをしても構わないと思います。
今回ご紹介させていただくのは、
コロナ禍で一度の延期を経て 迎えた結婚式当日、
自分の言葉でも伝えたい!とマイクを握った花嫁のオープニングスピーチ。
オープニングスピーチで抑えたいポイントがあるとすれば、
「来てくれたことへの感謝」また
「披露宴の過ごし方(こんな風に楽しんで)」に触れたり、
「みんなで過ごす結婚式への期待(こんな一日にしたい)」でしょうか。
決意に満ちた花嫁から伝えられたのは、
「コロナ禍でたくさん思い悩んだこと」
「みなさんとの繋がりをより一層大切だと気付いたこと」
「結婚式をみなさんと素敵なものにしたい」
そんな真っ直ぐな気持ちを、飾らない言葉で話されていました。
悩み抜いた日々を超えて辿り着いたその日。
冒頭、花嫁の涙ながらのオープニングスピーチに
会場がじんわりと温かい気持ちに包まれる。
アットホーム(温かく穏やかな雰囲気)であり、
アットハート(心に響き、残る)な時間がはじまる。
そんなことを確信させてくれる90秒の魔法。